6月16日(日)は、峰山スポーツ祭典でした。峰山町を8地区に分け、9競技、10種目で競い、丹波地区の総合成績は第3位でした。昨年の5位からみるとすばらしい成績でしたし、毎年ながら選手の依頼など、お世話をされる体育係の皆さんには、本当にご苦労様でした。感謝を申し上げたいと思います。  


競技終了後は、恒例の慰労会でした。この場で、皆さんからいろいろなお話を聞かせて頂きました。
その話題の一つは、航空自衛隊経ケ岬分屯基地への、米軍「Xバンドレーダー」配備計画のことでした。


20代、30代の若い人達から、「金田さん、レーダーいいですよねえ」と、切り出されたので、少し驚いて
「どう思う?」 と返したところ、口ぐちに 「賛成です」 との意見でした。


日本の国防はアメリカとの日米安全保障条約のもとで衛られている、それがだめなら日本が自ら、防衛費を増やし軍備を整える、場合によっては核武装も視野に、、、以外なことばも出てきました。


「ただ(無料)で平和は得られない、 戦後の日本は日米安保条約によって国の防衛に
〝お金と気〝 を使わなくてよかったから、世界が驚く程のスピードで経済発展をした」 
私もこの考えを持っている者の一人だ、との話をしたり、と、大いにしゃべり合いました。
私は、若い人達も国の安全保障について、それぞれの思いを持っていることに、たくましさを感じました。

また、交付金のことでも話は弾む。一部の交付金については使い道は限定されない、例えば、
道路整備、スポーツ関係、教育関係等々、使途は市の裁量で決めることができる、と理解もされていて、
スポーツ大会の慰労会の時でもあり、皆それぞれがいろいろな思いを持ちながら、スポーツ施設への
夢がふくらむ会話でした。


私が先日、議会の全員協議会での市長に対する質問として、「受け入れた場合、米軍の方々とはこれから生活を共にする訳だが、拒否の姿勢から一歩踏み出して、むしろ積極的な共生と交流を深めるような関係づくりが必要ではないか、その様に考える積極的な地区があれば、市としてなにか配慮を考える用意はあるか」 との質問をぶつけてみました。


市長からは、具体的にそのような話があれば防衛省に伝える、 また防衛省からは、地域との関わりを深めるための日米交流事業を大切に考えている、との答弁であったが、私は前向きな答弁ととらえている。


このレーダー計画に反対する集会や、立て看板等も見られるが、地元をはじめ、市内各地での説明会も回を重ねているし、議会の一員としての私自身も、これ以上の質問も見当たらない。あとは、地元との説明が十分になされているのかどうか だが、ここを最大の条件とはするものの、
市長に対して私は、計画受け入れの決断を迫りたい。