金田そうじんの議会活動報告書『フルスイング・レポート』 第2号を発刊しました。今回は表面に、街頭活動の様子や、一般質問においてスポーツ施設の充実を図ること、市営駐車場のあり方の見直しを求めたこと、などをお伝えしています。
裏面は、私が皆さまに今、一番お伝えしたいことを書き込みました。文字が多く、おそらく読みにくいことと思いますが、どうか、目を通して頂きたいと思います。
かつての公共事業政策において、日本中の経済状況が良かった事は事実であり、財政再建に軸足をおいてから経済活動が減速し、景気が悪化してきた事も事実です。もちろん、当然ですがその他の要因も種々あると思います。そんな中で公共事業の復活を言うと、多くの反論がありました。でも私は、この京丹後市をみても、景気の回復は公共事業しかないと、思い続けている一人であります。
そのような中、藤井 聡京都大学教授がデフレーションに突入した1998年から2010年までの12年間のデータを用いて 「デフレーション下での中央政府による公共事業の事業効果分析」 を発表されました。 本研究では、中央政府の公共事業が日本のマクロ経済に及ぼした事業効果についての分析を行ったものです。
分析においては公共事業による内需主導型の経済対策にあわせて、その結果、中央政府の公共事業の1兆円の増加によって、名目GDPが約5兆円増加すること、そしてそれを通して、デフレーター、失業率、平均給与、被生活保護者数がいずれも改善し、最終的に総税収が1.6兆円、出生数が1.7万人増加するという分析結果が示されたものです。
私はこの研究結果に出会い、やっと私の思いが裏付けされたと、心が躍る思いでした。
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