『  世界中 ちがいがあって 面白い  』 

このタイトルと 講師に惹かれて、京丹後市国際交流協会の 講演会に参加してきました。 

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NHKの 榎原 美樹 さんは以前  「 ニュース10 」 で、 小気味よい話方が 印象的な キャスターでした。

このニュース番組を2年間務められ、その後はヨーロッパ総局、バンコク支局、ニューヨーク総局等、
海外で勤務。 
特派員として国連取材や大統領選挙、アメリカの同時多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争なども取材され、
たびたびテレビには登場しておられました。


私は、この女性キャスターのことが何となく気になっていたのですが、その後、平成17年、息子がお世話になった大阪大学の卒業式に行ったとき、榎原さんの母校と言うことで、記念講演がありました。そのときの
お話はもう、忘れてしまいましたが、それ以来のことでありました。

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私が気になっていたことは、今日の榎原さんのお話を伺って、うんうん と、納得!  よっ、大阪人!


それは何かって? ここでははっきりとは明かしませんが、キャスターのころ、新聞記事で 「ニュース10」 のことが触れられていて、その記事の内容が  私の心にずーっと、 残っていたのです。



でもやっと、その謎? が解けました。 


彼女が高校生のとき、アメリカに1年間留学、大学生の時もまたアメリカに1年間留学。アメリカの  「人」に
心を惹かれ、また 「人」 に会いたくて、留学したのだそうだ。 ( 「人」って、男性のことではないですよ)


大学生のとき、就活でNHKと面接の日、周りがみんな リクルートスーツだったのに、彼女は ラフなTシャツ姿だったそうだ。 本人曰く、「面接ってわからなかった」 事と、 「次の日から海外に出かけることになっていた」
からだ そうだ。     本当かな(笑)


海外勤務のころ、周りから 女性なのに、よく戦地に行くねえ、と言われたときは、
「女性だからこそ、現地の人と話ができる、女性だからこそ、話かけてくれる」  と言ったそうだ。  
また、どうしても自分が取材に行きたいときは、 荷物も、パスポートもビザも用意してから、
上司にお願いしたのだそうだ。  上司もダメとは言えないねえ...







質疑の時間があったので、少し質問させて頂きました。

「 榎原さんはこれまでから、日本と世界の情報を それぞれ発信されてこられましたが、
私は今、日本は、世界の国々から、少し誤解を受けたり、また、正しい評価を受けていないのではないか、
と思っていますが、どのように感じておられますか」

「世界の人たちは、仮に 日本の人達が心配するほど 日本に対して悪い感情は持っていないと 思います。
日本人のほうが、識見はある。 言われている国々はその反対だ、との評価ではないか」 


嬉しいですね、自信を持って 進みましょう。






今日のお話をお聞きし、十数年前の新聞記事での謎が解け、彼女の人柄に触れて、
私は いっぺんに  彼女のファンになりました。


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これからも、お元気で ご活躍 下さい!