金田そうじんの『フルスイングレポート』第5号を発刊しました。


5号表-s



2月25日から3月30日までの会期で行われた、3月議会が終わりました。

この議会では、市長から提出された平成27年度の予算案を、所管するそれぞれの事業ごとに三つの委員会(予算、決算審査においては 分科会 と呼びます)に分けて、審査を行いました。

私が委員長を務めております産業建設常任委員会においては、167の事業を四日間にわたって審査を行い、その審査の結果を「産業建設分科会座長報告」として、報告書を作成し、報告をいたしました。

市民のみなさんの生活にとって、とても大切な新年度予算であり、ひとつひとつの事業において、これらの事業予算に無駄がないか、市民にとって有益な事業であるのか、などをしっかりと審査し報告するものですが、四日間での審査を要約した会議録は75ページにわたり、それを10数ページにまとめたものが「産業建設分科会座長報告書」です。委員長の大きな職務の一つであり、限られた日数の中での作成作業は、これもまさにパソコンに向かっての「フルスイング」です。


この三つの分科会の座長報告を受けて、市長から提出された平成27年度の予算案を「予算・決算常任委員会」としてまとめ、あらためて本会議にはかり、採決をして議会の意思を決定します。

私は産業建設常任委員会ですので、この委員会で審査する事業(産建分科会所管分)は、自ら十分審査をしてきたところですので、当然、質疑(質問)することはできませんが、それ以外の総務分科会、文教厚生分科会が所管する事業においては、質疑することができます。

その事業に対して、ここはおかしいな、どうなんだろう、といった疑問を感じたら、その部分の背景とか、その趣旨等をあらかじめ調べ、「その根拠はなにか」とか、「こうする方がより効果的ではないのか」などの視点をもって質疑をする訳ですが、そのためにはまず、提出されている多くの資料を読み込まなければなりません。

議員の仕事として当然なことなんですが、これはそれなりに大変な作業ではあります。ですが、議員としてこの視点を持たないのは、あるいは持てなくなったら、だめですよね。

5号裏-s


3月23日に行った「産業建設分科会座長報告」はインターネットで24時間いつでも録画配信していますので、どんなものなのか是非一度見て頂けたら、と思います。